「記憶力には自信が無い」でも「しっかり記憶して試験に受かりたい」受験生へ
(筆者:ユダヤ式記憶術 松平勝男)

【ユダヤ式記憶術概要説明】

しかし、あなたは記憶術について次のように考えていませんか?

もしそう考えているのであれば、
記憶術を身につけて、記憶力の悩みを解決することは難しいです。
効率的に記憶する方法は無い・・・という考え方は誤りですし(脳科学で裏付けられた効率的な記憶法は実際にあります)、
記憶術で超人的な能力を手に入れられる・・・と過信するのも正しくありません(一部の天才の話を真に受けてはいけません)。
また、記憶術を身につけるには独特のトレーニングを毎日しないといけない・・・という考えは典型的な失敗の始まりです。
その理由は、このホームページを5分間お読みになれば納得いただけるはずです。
そして、受験生の最強の武器である「ユダヤ式記憶術」が、試験合格という小さな目標だけでなく、
社会での成功を実現できる理由も分かっていただけるでしょう。
このページをお読みの方は試験勉強に記憶術を使いたい人でしょう。
そうすると数ヶ月から、長いと数年間は
記憶した内容を頭に保持する必要がありますよね。
しかし、現在日本で紹介されている記憶術は、
覚えた知識と知識の間に意味のつながりや論理的なつながりが無いため、
長期に渡って記憶を保持することができないのです。
覚えたことに理屈がないので、短期間の記憶に終わってしまいます。
このような瞬間的に、短時間だけ頭に入れる記憶術を、私は
「瞬間記憶術」と呼んでいます。
もちろん、何も意味が無いという意味ではなく、
アンチエイジングための脳トレーニングという意味では意義があると思います。
瞬間記憶術では、例えばこんな覚え方をします。
まず、自分の知っている場所などを順番に並べます。
例)1東京駅→2銀座→3東京タワー→4六本木ヒルズ→5表参道→6明治神宮→7新宿都庁・・・・
次に、順番を含めて覚えます。
その後、これらの場所に新しく覚えたい内容をあてはめていくのです。
例えば、江戸時代(後期)の大きな枠組みを覚えるときは、
東京駅に征夷大将軍を、銀座に大義名分論を、東京タワーに王道思想を、
六本木ヒルズに官僚制を、表参道に家臣団を、明治神宮に幕藩体制を、
新宿都庁に株仲間・・・・といった具合になりますね。
それから、連想を考えます。
このときなるべく突飛なイメージをしていきます。
東京タワーのてっぺんに、巨大な王貞治選手が一本足打法で立っている、
のような感じですね。
これで東京タワー⇒王選手⇒王道思想と引っかけて覚えるのです。
次に、六本木ヒルズに官僚制を結びつけて覚えるときには、
また違うイメージ連想を考えていきます。
なぜ問題かと言うと、瞬間記憶術で覚えるときには、用語と用語に
意味のつながり、理屈付けがないからです。
例えば、王道思想と家臣団には意味のつながりが無いということです。
意味のつながり・理屈付けとは、この例で簡単に言うと、
歴史上での意味として、
"王道思想"は"家臣団"を統率するためのバックボーンになっており、
また、"幕藩体制"は"家臣団"と"官僚制"のバランスが取れて
調和している状態であり、その結果商業も発展し"株仲間"が公認され・・・
というように用語と用語に意味の繋がりがあることです。
しかし、瞬間記憶術では、"王道思想"×"家臣団"、
"幕藩体制"×"家臣団"×"官僚制"は、それぞれの用語同士に
全く意味の関連性が無い暗記事項です。
理屈が無いものは当然忘れてしまいます。
これは脳のメカニズムから言っても当然です。
脳科学では、歳を経ると理屈の無いものから忘れていくといいます。
つまり、瞬間記憶術で無理な連想をして丸暗記した理屈の無い内容は、
脳の中で覚えている期間の優先順位も低いのです。
それが短期の記憶に終わる一因です。
瞬間記憶術をやっている人たちは、その場ですごい量を暗記することを
人前で示す割には、"今何の仕事をやっていますか?"と聞くと
"記憶術の学校をやっています"という人ばかりの印象です。
そして、その瞬間記憶の力を使って他に何かをできない理由はどこにあるのか?となると、
その記憶が長期のものとしてストックできるのではなく、
彼らは瞬間的かつ短期的に何かを頭に入れることのエキスパートだから、
ということになります。
瞬間記憶術が勉強で役に立たない二つ目の理由は、覚えたことを思い出しにくい方法だからです。
そもそも、記憶には3つの要素があります。
ある事柄を、
1. 「頭に入れる(インプット)」
2. 「頭の中で保持する」
3. 「頭から取り出す(アウトプット)」
この3つです。
巷の瞬間記憶術では、最初の2つのインプットや保持についてはよく語られるのですが、
"頭から取りだす(アウトプット、思い出す)"ことについては最初の2つほど語られません。
*記憶術の教材の中での話です。
なぜあまり語られないのでしょうか?
そして、なぜ瞬間記憶術は思い出しにくいのでしょうか?
体系化とは、例えば、
「時系列はどうなっているか、大小関係・主従関係の分類はどうか、
原因と結果は何か、前後関係は何か、前提条件は何か、対応関係(対立関係)は何か、
均衡状態があるか、発展関係が存在するか・・・」
といった一つ一つの関係づけを押さえ、秩序立ててまとまりのあるものにすることです。
瞬間記憶術では、とにかく用語を頭に入れればよしとしているので、
真の体系化にはほど遠い状態です。
体系化されていないということは、
頭の中に散らばっている様々な言葉と言葉の間に、関係性や理屈が無く、
理解を伴わないということです。
理屈が無いことは頭から引き出すのも簡単ではありません。
そして、知識と知識に意味の連鎖が無いので、
一つの知識(言葉)から他の知識を引き出せないのです。
難関と言われる試験では、
頭の中に論理体系を持っていることを求められます。
頭の中に論理体系があるとは、一つの言葉から他の全ての言葉を説明できるということです。
思い出すときには、「物を考える中枢」である前頭葉からの指示によって、
側頭葉に収められている知識が出てきます。
これが「思い出す」ということです。
そこに「理屈」が無いと引き出せないのです。
以上が、瞬間記憶術が「思い出しにくい」理由です。
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なぜユダヤ式記憶術が受験生にとって最強の武器になるのか?
その理由は大きく3つあります。
1: 長期間忘れない方法
2: 思い出すのに強い方法
3: 才能が必要ない方法
その理由をご説明しましょう。
ユダヤ式記憶術では長期間の記憶が可能になるのですが、
これからその理由を説明します。
まず第一に、知識を真に体系化する方法だからです。
真の体系化とは、ただ単に表や図に整理して覚えることではありません。
先ほども書きましたが、
"時系列や順番はどうなっているか、
原因と結果は何か、前後関係は何か、前提条件は何か、
対応関係(対立関係)は何か、均衡状態があるか、発展関係が存在するか・・・"
といった知識同士の関係付けをし、秩序立てて整理することです。
体系化をするということは、ものごとの間にある理屈を理解できるということでもあります。
瞬間記憶術では連想イメージで覚える方法を取るにしても、
用語同士の意味のつながりはありません。
いわゆる丸暗記に近い状態です。
もちろん、意味のつながりという理屈が無いので理解は伴いません。
理屈の無いことは短期間で必ず忘れます。
理屈があり、理解できたことは、長期間覚えていることができます。
コロンビア大学の客員研究員を経て、現在は東京大学大学院で教えている、
著名な脳科学者の一人である池谷 裕二氏はこう述べています。
『 ものごとを互いに関連づければ覚えやすくなるというわけです。
ものごとを関連づけるということは、言い換えれば、
ものごとをよく理解するということです。
脳は理解していないことはうまく覚えられません。
丸暗記した公式や知識、意味のない文字や数字の羅列は、
覚えたつもりでもすぐに忘れてしまうでしょう。
ものごとを理解したときにだけ、脳はそれをしっかりと記憶するのです。
理解していないものは役に立ちません。
役に立たないことは記憶するだけむだです。
脳は合理的です。無意味なことに余分なエネルギーを使わないのです。』
(「記憶力を強くする」 講談社刊)
まさに、ユダヤ式記憶術は、知識を関連づけし、理屈があり、
理解しながら記憶していく方法です。
長期間の記憶ができるもう一つの理由は、
ユダヤ式記憶術で使う体系化の図式は一種類でよいためです。
瞬間記憶術では沢山(数十~数百個)の目次リストを作って
覚えておかなければいけないので、どうしても抜けがでる可能性が高くなります。
一つの図式を覚えておけばよいので長期間でも忘れることがありません。
しかも、図式自体にも理屈があるので、理解してしっかり記憶することができます。
なお、図式の方法については、あとでもう少し詳しく説明します。
思い出すのに強い方法
ユダヤ式記憶術が、思い出すのに強い方法である理由は次の通りです。
第一に、
ユダヤ式記憶術では、覚える事柄同士に意味のつながり(理屈)を
持たせて覚えていきます。
そもそも大人の脳は(左脳の領域である)論理や理屈を扱うのが
得意にできているので、理屈があるものは無理なく思い出せるのです。
逆に言うと、何かを思い出すときは、そこで理屈が無いと引き出せないものです。
第二に、
ユダヤ式記憶術の図式は"思い出すきっかけ"をたくさん
持っているからです。
ユダヤ式記憶術では物事を体系的に覚えていきますが、その際に真に体系化して整理します。
その体系化の方法の中に、
様々な"思い出すきっかけ"が頭に入る仕掛けがあります。
ユダヤ式記憶術では、'東京タワーと王貞治選手'のような
突飛な関連付けではなく、意味のある関連付け、理屈のある関連付けが
いくつも行われます。
記憶術的に言えば、"思い出すきっかけ"をたくさん持っている図式と言えます。
だから、たとえ一つの関連付けを忘れたとしても、
ある知識は他の知識と有機的に、意味を持ってつながっているので、
その他の関連付けから、思い出したいことを引き出すことができます。
前述の脳科学者の池谷 裕二氏はこう表現しています。
『 事象をより多く連合させることが記憶にとって重要であることを
力説しましたが、その理由はここにあります。
より多く連合された記憶は、それだけ検索に引っかかる可能性が高くなるのです。
事象が多く連合されれば、その分、その事象に行き当たる確率が高くなり、
思い出しやすくなるわけです。』
(「記憶力を強くする」 講談社刊)
"ものごとを互いに関連づければ覚えやすくなる"という
池谷氏の話が先ほどありましたが、上の話で言うと"連合"、つまり関連づけを増やすほど、
思い出すことにも有利になるということが分かります。
第三に、
ユダヤ式記憶術で使う体系図式は、
「抜けなく思い出せる図式」になっているからです。
覚えるときには体系化の方法も重要です。
最近は、トニーブザン氏の発案したマインドマップという手法を使って
知識を体系化して覚えることも流行っています。
しかし、この方法はアイディアを数多く出すのにはよい方法なのですが、
試験勉強で何かを体系化して覚えるのに使うと問題があるのです。
それは、自分の知識の中で、
"何か抜けはないか?"をチェックできる機能が抜けているからです。
そもそも"抜けがある"ことに気づくことさえできません。
例えば、思い出さないといけない用語が7個あると分かっていれば、
6個しか思い出せない時点で、残りの1個の抜けがあることが分かります。
しかし、マインドマップの方法で体系化をすると
全部で7個思い出す必要がある、ということが分かりません。
つまり、"知識の抜け"に気づけないのです。
こうした問題を解決し、真の体系化を抜けなく行い、
また、抜けなく思い出せる図式を提供してくれるのが
ユダヤ式記憶術なのです。
おまけに、ユダヤ式記憶術の体系図は、
"思い出す"ことに関してさらに効率的にできています。
それは、
一つの知識から芋づる式に知識を引き出せるところです。
知識と知識に意味の関連付け(連鎖)があり、それが有機的に
どんどんつながっていくので、一つの知識から他の知識を
次々に芋づる式に引き出せる図式が用意されています。
どれだけ勉強を重ねても、
試験本番とは極度の緊張を伴うものです。
例えば、模擬試験で連続でA判定を取っていた受験生が
本番で東大に不合格となってしまうというケースは珍しくありません。
だからこそ、あまり突飛な記憶法(瞬間記憶術)に頼らずに、
理屈、論理を大事にした『王道』の方法で記憶し、勉強を進めていくことをお勧めします。
それが、緊張を伴う試験本番の精神状態において、
的確に覚えたことを思い出せるかどうかにも影響するはずですから。
などなど・・・
(以下省略)
ユダヤ式記憶術に興味をもたれた方はこちらでもっと深く知ってください。
まとめ
■思い出すのに強い方法
ユダヤ式記憶術が、思い出すのに強い方法である理由は次の通りです。
1.ユダヤ式記憶術では、覚える事柄同士に意味のつながり(理屈)を
持たせて覚えていきます。
2.ユダヤ式記憶術の図式は"思い出すきっかけ"をたくさん
持っているからです。
ユダヤ式記憶術では物事を体系的に覚えていきますが、
その際に真に体系化して整理します。
その体系化の方法の中に、様々な"思い出すきっかけ"が
頭に入る仕掛けがあります。
3.ユダヤ式記憶術で使う体系図式は、
「抜けなく思い出せる図式」になっているからです。
■才能が必要ない方法
ユダヤ式記憶術を使うために、右脳を使う瞬間記憶術のように
"ある種の才能"は必要ありません。
普段私たちがよく使っている左脳(論理脳)を十分に活用する
方法論だからです。
ある程度論理力が発達している人であれば、誰もが使える方法論です。
才能が必要ないもう一つの理由として、
覚えるときに使う体系図がシンプルである点があげられます。
もし体系図が複雑なものであったり、種類がいくつもあったら、
使いこなせる人は限られてしまっていたでしょう。







